要旨:日本語の四字熟語の中には中国語の「成語」と同じ漢字、同じ意味の語彙が多い。しかし、日本語の四字熟語と中国語の「成語」はまったく同じだとは言えない。本稿では日中両国語の四字熟語の漢字構成と意味·用法から、両国語の四字熟語を分類して、その対応関係を検討する。日中両国語の四字熟語は大きく同意同形·同意異形·異意同形など三種類に分けられ、下位分類としては八種類に分けることができる。つまり、同意同形の四字熟語は427個、72.743%で、最も多い比率を占めた、同意異形は150個、25.554%で、異意同形は10個、1.703%で、最も少ない比率を占めた。
キーワード:四字熟語 関係 分類
中文摘要:在日语的四字熟语之中与中国的“成语”有相同汉字,相同意思的词汇很多。但,并不能说日语的四字熟语和中国的成语是完全一样的。本稿根据日中两国语的四字熟语的汉字构成、意思和用法,对两国语的四字熟语进行分类,并讨论它们的对应关系。日中两国语的四字熟语大分的话,可以分成同义同形,同义异形,异义同形三类,再把3类细分的话可以分成8类。总的来说,同义同形的四字熟语有427个,占72.743%,所占比例最多;同义异形的有150个,占25.554%;异义同形的有10个,占1.703%,所占比例最少。
关键词:四字熟语 关系 分类
日中両国の文化交流の歴史は、遥か昔より連綿と続いてきたものである。この長い歴史の中で、日中両国は文化的にお互いに影響をしてきた。その中で、四字熟語は両国国民の生活中で蓄積する経験と教訓の最も普遍的で便利な表現方式として、歴史の長い流れの中における知恵の結晶、経験の総括と文化の濃縮である。四字熟語は一般的に四つの漢字を組み合わせたものである。簡単で短くて、しかしそれらの中で1册の本の思想と感情を含んでいる。
両国語の四字熟語はともに深い意味がある。しかし、いろいろな原因があるから、一部分の四字熟語の意味が異なるになった。あるいは、新しい意味が含まれている。一部分の四字熟語の漢字はすこしずれがあるが、意味がほとんど同じである。中国人では、この二つ部分の四字熟語を習って使うとき、よく間違いになった。しかし、両国語の四字熟語の共通点と相異点によって、分類することはあまりない。本稿では『最新·知っておきたい四字熟語辞典』(2009)と『新華成語辞典』(2002)の中から、両国でわりあいに多く使うと思われる四字熟語587で抽出し、四字熟語の漢字構成と意味·用法から、両国語の四字熟語を分類して、その対応関係を明らかにする。