要旨:諺は簡単かつ大衆化した言葉で奥深い哲理を表現することができる。言葉を文化を映す鏡にたとえたら、諺はある程度でその民族の生活環境、風俗習慣、宗教文化、国民性格を反映するものといえよう。このような内容的な特性とともに、その言語で好まれ愛されるもっともその言語らしい特徴としての文の表現形式が必ず反映されているはずである。
言葉のイメージというのは、言葉を読む読者はどのような連想をしているかということ。これは伝統文化に影響され、一定の言語環境で潜在的な体験でもあり、即ち代々文化伝統や風俗の影響を受け、だんだんその社会のものの考え方や価値観を表すものになった。
本論では、日本語や中国語における「牛」の成語や諺を考察の対象とし、そのイメージを明確にしたものである。さらに日中両語の異同を検討し、牛のイメージの文化意味についてもまとめて考察したい。
キーワード:牛;農耕;海洋文化;諺。
摘要:谚语是利用简单通俗的话反映出深刻的道理。如果把语言比作文化的一面镜子的话,那么,在某种程度上,谚语就更能折射出这个民族的生活环境、风俗习惯、宗教文化和国民性格。除了这些具有内容性的特征,同时,从谚语中也应该能窥探出最能反映这种语言的倾向以及特征的表达方式。
词汇的形象,是词语在读者意识中引起的一种情绪反应。它受传统文化的影响,在一定的语境中,是一种潜在的感受,即经过文化传统和习俗的代代沿用,渐渐表现出这个民族的民族思维及价值观。
本论文以中日两国中关于“牛”的谚语为考察对象,明确其在两国人民心目中的形象。并且,探讨两者的异同,考察其中的文化意义。
关键词:牛;农耕;海洋文化;谚语