要 旨:日本文化の研究によると、日本集団主義は日本文化の独特な性格を持っているが明らかである。古代、天皇への忠誠心を持つ武士の武士道とか、近代経済に自己犠牲し、組織のために命をかける日本集団主義者などは集団主義の現れの一側面である。戦後、集団主義は経済の高度成長期に大いに役割を果たしていた。日本は僅か三十年の時間で、世界二位の経済大国になったことがある意味で、集団主義のおかげだと言えよう。バブル経済が崩壊した後、日本企業の経営理念は少しずつ変わってきた。第一産業、第二産業、第三産業ともに大きな変革が行われた。各個人を代表する個人主義はところどころに現れ始めた。以前、経済発展の原動力としての集団主義はこの新しい理念である個人主義と戦ったりすることもよくあった。21世紀に入って、グローバル化がますます進んでいく中、集団主義は経済発展の支障であるし、経済の多様性と創造力を縛っている。一方、個人主義はグローバル化経済に応じて、集団主義を取り変わる可能性があると認識する人が多くなってきた。これからの日本では、集団主義と個人主義との二つの理念は長期に共存し、影響しあうことが明らかである。
キーワード:集団主義 個人主義 会社 社会
中文摘要:在对日本的文化研究中,已经十分明确的是集团主义是日本文化中独特的特征。由古代对天皇誓死效忠的武士道,还有到了近代经济发展中,为了组织的发展而拼命工作的日本集团主义者们,都是日本集团主义的表现形式。战后的经济恢复,集团主义起了不可小觑的作用。在某种程度上,日本在仅仅三十年的时间里经济跃居世界第二,就是集团主义的功劳。泡沫经济破灭了以后,日本企业的经营理念也在不断的发生着变化,第一,第二,第三产业都发生了巨大的变革,代表个人主义的势头出现了。以前作为经济原动力的集团主义正在和这个新的理念在激烈的碰撞中。21世纪是全球化的世界,因此有人认为集团主义不能推动经济的发展,反而成了发展的绊脚石,限制了经济的多样性和创造性,而另一方面个人主义却能够很好的适应经济发展的需要,有取代个人主义的可能性。今后的日本,将会是集团主义和个人主义共存共影响的现象。
关键词:集团主义、个人主义、公司、社会