要旨: 翻訳することはただ一つの言語から他の言語まで変えて、簡単な活動だけではなく、外国の文化、原語の感情傾向を伝達することも含めることである。翻訳の本質は異なっている言語を使用する人間が双方の風習を了解し、文化差異がもたらす隔たりを取り除くことである。
人間が色彩に対する認識は必然的に言語に反映され、言語と色彩を結ぶのは色彩語である。中国語の色彩語は何千年の発展を経て、ますます多くの文化内容を持っている。同様に、日本語の中にも、日本文化を反映できる色彩語が少なくない。
翻訳実践の中で、正確に豊富な意味を持っている色彩語を処理するために、各民族、それから各色彩語の文化内容を深く了解することが必要で、原語の文化色彩と訳文の読む価値と双方に気を配って、できるだけ原語と訳語がそれぞれの文化中の意味が相当される。日本語の色彩語を中国語に翻訳するときもそうである。
本文では、まずは翻訳に関する内容や原則などを述べる。特に色彩語を翻訳する時の方法を紹介する。
次は日本語での色彩語を研究して、語句の特徴や、よく見られる表現を整える。「白」、[赤]、[青]を例にして、詳しく紹介する。
次は色彩語を中国語に翻訳する時の注意点とか、方法とかをまとめる。
最後は、色彩語の翻訳から見る中日文化の相違点。
キーワード:翻訳;色彩語;翻訳方法;中国語訳
目次
摘要
要旨
1.先行研究と研究の目的-1
1.1先行研究-1
1.1.1中日色彩語に関する対照研究-1
1.1.2日本語の色彩語に関する研究-1
1.2研究の目的-2
2.翻訳について-2
2.1翻訳の本質-2
2.2翻訳の原則-2
2.3翻訳の意義-3
2.4色彩語を翻訳する時の方法-3
3.日本語における色彩語の研究-7
3.1「白」について-7
3.2「赤」について-7
3.3「青」について-8
4.日本語における色彩語の中国語訳-8
4.1「白」について-8
4.2「赤」について-10
4.3「青」について-11
5.中日色彩語から見て中日文化の相違点。-12
終わりに-13
参 考 文 献-15
謝辞-16