要旨
日本では、動物信仰が広く流布している。また、アニメは日本文化を伝播するプラットフォームである。筆者は日本の狐信仰が盛んなこととアニメで狐のイメージが度々描かれることの間に、深い関係があり、日本はその思想をアニメで紹介していると考えている。筆者は日本の雑誌『Newtype』のここ10年間の毎月の人気アニメランキングを調べ、狐のキャラクターが出てくるアニメを選び、そのうちのランキングした回数がもっとも多い10本のアニメ(「ぎんぎつね」、「妖狐X僕SS」、「神様はじめました」、「Kanon」、「かのこん」、「いなり、こんこん、恋いろは。」、「夏目友人帳」、「ナルト」、「犬夜叉」、「我が家のお稲荷さま。」)を研究対象にした。この論文は日本の狐信仰を考察し、日本のアニメにおける狐のイメージを考察してみた。
キーワード:日本アニメ、狐のイメージ、狐信仰
目次
要旨
中文摘要
1.-はじめに-1
1.1先行研究-1
1.2研究対象-2
1.3研究方法-2
1.4研究目的-2
2.-日本の狐信仰についての考察-3
2.1日本の狐信仰とは-3
2.2日本の狐信仰の歴史-3
2.3日本の狐信仰の内容-3
2.4日本の狐信仰の本質-4
3.-日本のアニメにおける狐のイメージ-5
3.1家族と他人を守るイメージ-5
3.2力の源を代表するイメージ-6
3.3人間の仲間になりたいイメージ-7
4.-アニメにおける狐のイメージと狐信仰との関係-9
5.-おわりに-10
5.1まとめ-10
5.2今後の課題-10
【参考文献】-11