要旨:日本人の微笑みは、最初はとても魅力的なものである。しかし、人に変な感じ時もある。同じ微笑みでも場面によって異なる。たとえば、苦しい時、恥ずかしい時、がっかりした時に见せられると、なんだか変なことであるだろう。場合によって、あまりその場に相応しくない笑顔であれば、腹が立ってくることもあるだろう。笑顔は、目上の人にものを言う時、対等の相手と話をする時、愉快な場合はもちろん、愉快でない场合にも用いられる。誰にとっても一番愛想のいい顔は笑顔なので、できるだけ愛想のいい笑顔を、両親、身内の者、先生、友達、そのほか好意を持ってくれている人にいつも見せる。これが生活の掟になっているのである。心が乱れているようなときでも、顔はニコニコしているというのが、社交上のルールなのである。本文は、第一章で笑いと微笑みの違いをめぐって、日本人の微笑みの特性を研究する。第二章は日本人の微笑みの種類を紹介する。第三章では日本人の微笑みの深層的な心理原因、つまり国民性を研究する。第四章はこの独特な微笑みは日本人に及ぼす影響を述べる。
キーワード:日本式微笑 神秘 礼儀 国民性 心理原因
目次
中文摘要
要旨
1日本人の独特の微笑み-1
1.1 微笑みと笑い-1
1.1.1 微笑みの定義-1
1.1.2 笑いの定義-1
1.1.3 微笑みと笑いの相違点と連続性-2
1.2日本式微笑みの独特性-2
1.2.1日本式微笑みの特徴-2
1.2.2外国人の微笑みとの違う点-2
2 日本式の微笑みの種類-3
2.1 好意的な微笑み-3
2.2 悲しい時の微笑み-3
2.3 喜ぶ時の微笑み-4
2.4 職業上の微笑み-4
2.5 礼儀としての微笑み-5
3 日本人の微笑みから見る日本人の国民性格-5
3.1 和の精神-5
3.1.1 日本人と「和」の精神-6
3.1.2.聖徳太子と「和」の精神-6
3.1.3日本人の生活から見る「和」の精神-7
3.1.4 日本語から見る「和」の精神-7
3.2 曖昧性格と「以心伝心」という精神-8
3.2.1 日本人の曖昧な性格の現れ-8
3.2.2 日本人の暧昧な性格が形成された原因-9
3.2.3 日本人の曖昧な性格の影響-10
3.3 恥の美意識-10
4 日本人の微笑みの影響-11
4.1積極的な役割-11
4.2ネガティブ影響-12
終わりに-13