要旨: 日本は道徳教育を非常に重視している国である。人の道徳観念の育成は、周りの環境や教育を受けた結果である。本論文では、まず日本の小学校道徳教育の内容を説明している。小学校の6年間、基本的に2年を一つの段階として教育目標と内容を設置した。これらの教育の目標と内容はまた4つの分野に別れ、それぞれは自分自身、他人、自然と崇高なもの、集団と社会という4つの分野に関する内容である。その上で、日本の現行の道徳教育指導方法を中心に考察した。三つのブロックに分けて述べている。それは教科書の活用、多様な指導方式、実践活動の導入である。日本では、子供たちの生きる力の基礎基盤である道徳性に関する学習・指導方法の不断の改善を図るための効果的な学習・指導方法の開発,優れた授業実践がなされている。戦後10年ごとに学習指導要領の改善改訂が行われ、道徳教育もその中に入っている。平成27年(2015年)にまた新学習指導要領が発布された。その中に掲げている目標や内容をどのように指導しているのか、それらの指導方法を中心に研究して、わが国の道徳教育に役立つものは何かを明らかにしている。
キーワード:道徳;教育;小学校;指導;歴史
中文摘要:日本是一个非常重视道德教育的国家。一个人道德观念的养成是从小接受周边环境及教育的结果。本论文先详细说明了日本小学道德教育的内容。小学六年,基本以两年为一个阶段设置了教育目标。这些教育目标又分为四个板块,分别为与自己,与他人,与自然及崇高以及与集团及社会相关。在此基础上,以日本现行的道德教育指导方法为中心进行了考察。分为三个板块叙述。分别是教科书的活用,多样的指导方式和实践活动的导入。在日本,为了不断改善关于作为孩子们生存力量基础的道德性的学习及指导方法而进行了有效的学习,指导方法的开发和优秀的教学实践。战后每10年进行一次学习指导要领的改善修改,道德教育也在其中。平成27年(2015年)又发布了新学习指导要领。日本是怎样以其中所揭示的目标和内容进行指导的,以这些指导方法为中心进行研究,对我国的道德教育有什么益处也进行了叙述。
关键词:道德;教育;小学;指导;方式
目次
中文摘要
要旨
はじめに-1
本論-2
1 現行の目標と内容-2
1.1 目標-2
1.1.1 教育基本法及び学校教育法の根本精神に基づく-2
1.1.2 自己の生き方を考える-3
1.1.3 主体的判断の下に行動する-3
1.1.4 自立した人間として他者と共によりよく生きる-4
1.2 内容-4
1.2.1 内容の捉え方-4
1.2.2 四つの視点-5
2. 現行の道徳教育方法-7
2.1 教科書の活用-7
2.2 多様な指導法-9
2.3 実体験活動-9
3 愛知県名古屋市立天白養護学校の授業例-11
3.1 歌を通しての道徳教育-11
3.2 素材を教材に-11
3.3 授業について-12
4 中国に与える影響-14
4.1 授業方法の改善-14
4.2 学校、家庭、社会教育の結び-14
終わりに-15
参考文献-16
謝辞-17