要旨:日本の総合的な学習の時間は2000年(平成12年)から段階的に始められていた実践的課程であり、学生たちが自発的に総合的な学習や討論を行う課程である。時間と地域により、各学校での授業形式と内容は異なる。
本稿では内部(学校と学生)と外部(地方団体や政府など)という二つの角度から、四つの部分に分けて、日本の中学校における総合的な学習の時間に関する考察を行う。第一部分では、文献を参照し、総合的な学習の概念とねらいなどについて紹介する。第二部分では、総合的な学習の時間の中学校における実際の授業分類、具体的な授業の進み方、カリキュラムや授業内容について考察する。この部分は具体的な実践例を用いて述べる。第三部分では、具体的な実践例に基づき、それを実行に移す時に満たされるべき条件を整理し、分析する。第四部分では、日本の中学校における総合的な学習の時間が日本の中学教育への意義と日本社会への影響を考察する。最後には、日本の中学校における総合的な学習が有する中国教育への示唆と提言を見出す。
キーワード:中学校;総合的な学習の時間;キャリア教育;実践性;地域発展;国際交流
中文摘要:日本的综合学习课是于2000年(平成12年)阶段性开展的实践性课程。它是由学生自发地进行综合学习讨论的课程。随着时间和地域的不同,每个学校的展开形式和内容皆有不同。
该论文主要就由内部(学校和学生)和外部(地方团体和政府等)两个角度、分四个部分对在日本中学展开的综合学习课进行探讨。第一部分,结合参考文献,简要介绍其概念及目的等基本信息。第二部分,对于其在中学展开的课程分类、具体课程进行方式以及课程的主要内容进行阐述。这一部分的说明将结合具体事例进行。第三部分,根据实践实例,整理分析其在实际推行过程中所需要满足的条件。第四部分,总结其开展对于日本中学生教育的意义以及对日本未来社会预计产生的影响,进而联系国内教育现状,分析其于国内中学教育的借鉴价值所在。
关键词:中学;综合学习课;职业发展教育;实践性;地区发展;国际交流
目次
中文摘要
要旨
はじめに-1
本論-2
1 総合的な学習の時間とは何か-2
1.1制度設立の歴史的な流れ-2
1.2目標-3
2 中学校における総合的な学習の授業内容-5
2.1指導計画の作成-5
2.2学習目標に関する課題選び-5
2.2.1 国際理解に関する課題-5
2.2.2 環境に関する課題-6
2.2.3職業や自分の生き方に関する課題-6
2.2.4情報に関する課題-7
2.2.5 所在地域にまつわる課題-7
2.3富山県福野町立福野中学校における「総合的な学習の時間」の実践例-7
3 指導体制-9
3.1 学校-9
3.2 家庭-9
3.3地域団体と政府の支援-10
4 中国の中等教育への示唆-12
4.1総合的な実践活動-12
4.2キャリア教育-13
おわりに-15
参考文献-16
謝辞-17