日文要旨:『こころ』は日本の名のある作者夏目漱石の代表作で、心理小説、教養小説などよ く知られている。夏目漱石は「国民大作家」とも呼ばれ、『こころ』も高く評価され ている。この小説は主に夏目漱石が個人主義への認識を表現し、エゴイズムと道義の 衝突を批判し、明治時代の日本知識人の内心世界を描く。本文では『こころ』を研究 対象として、まず『こころ』の時代背景、「明治の精神」の意味をまとめる。次に、 K という人物の死と「明治の精神」の繋がりを分析し、k の倫理観の形成と特徴を述 べる。最後に、先生の死と「明治の精神」の繋がりを解析し、そして先生という人物 の性格や倫理観などを通し、先生の自殺の原因を理解する。
キーワード:夏目漱石;『こころ』;「明治の精神」;罪悪感
中文摘要:《心》是日本著名作家夏目漱石的代表作之一,作为一部心理小说、教育小说而广 为人知。夏目漱石被誉为“国民大作家”,《心》这部作品享有很高的声誉。小说集中 体现了夏目漱石对个人主义思想的认识,深刻揭露了利己之心与道义之心的冲突,展现 了明治时代下日本知识分子的内心。本文以《心》为研究对象,首先对《心》的时代背 景及明治精神的内涵加以概述;其次分析作品中 K 这一人物形象的死与明治精神的关系, 介绍 K 的伦理观的形成与特点;最后解析先生的死与明治精神的关系,通过介绍先生的 性格、伦理观等来进一步加深对人物形象的理解,进而分析出先生自杀的原因。
关键词:夏目漱石;《心》;明治精神;罪恶感
目次
中文摘要
日文要旨
はじめに-1
1 『こころ』の時代背景-2
1.1 夏目漱石と『こころ』 -2
1.2 明治時代における「明治の精神」 -2
2-k の死と「明治の精神」-4
2.1 k の倫理観 -4
2.2 k の遺書 -5
3-先生の死と「明治の精神」-6
3.1 先生への第一印象と性格 -6
3.2 叔父の財産横領 -7
3.3 先生の嫉妬心 -7
3.4 先生の k への罪悪感 -8
3.5 乃木殉死の衝撃 -9
おわりに -11
参考文献 -12
謝-辞 -13