要旨:近年、携帯電話のメールによるコミュニケーションが普及するに伴い、感情表現の役割を果たす顔文字もメールによく使われるようになってくる。流行っているネット言葉として、日々だんだん幅広く使われている。顔文字の現状と使われる原因を検討して、そして顔文字についての分類と特徴を分析してから、顔文字が伝える感情とその役割を再検討する上に、日本伝統的な「以心伝心」という交際方式を検討する。
キーワード:顔文字、日本、現象、役割、影響
中文摘要:近年来,随着手机短信普遍化,短信上使用的表情文字也普及开来。并且表情文字作为一种流行的网络语言,日益被广泛使用。通过对日本表情文字使用现状和原因的探究及表情文字的分类和特征的分析,旨在进一步分析表情文对感情表达的作用,探讨日本传统的“以心传心”的交际方式。
关键词:表情文字;日本;现象;作用;影响
電子メールや携帯電話メールなどの発展に伴って、コミュニケーションの中で文字だけ使うと、冷たいと思われないように、顔文字はだんだん多く使われてきた。日本の顔文字は何よりも表情が豊かで数が多いと知られている。「目は口ほどに物を言う」ということわざのように、日本の顔文字は「目」の表情が豊かで変化に富み、多彩である。また「口」も様々な表情で描写され、正に直接会話での話者の顔の表情をリアルに表現しているのである。しかし、顔文字のもつ曖昧性から誤解が生じ易いとされている。一方、顔文字は新しい日本語で、漢字や平仮名やカタカナよりも簡単な文字として使われていて、大変代表性がある。その発展は日本人の伝統文化が深い影響を受ける。顔文字は視覚の情報を重視して、「以心伝心」という伝統的な交際方式を発展している。今後、テレコミュニケーションがさらに普及し、電子メール使用の年齢層が拡大していくと共に、顔文字の使用もさらに広まり、ネットワーク・コミュニケーションに占める顔文字の使命がさらに大きくなると予想される。