要 旨:日本人のこんな付き合う表現に対して、外国人はよく分かりにくいと考えている。どうしてこんな情況があっている。言語は、民族性があっている。日本語の言語行動の付き合う表現は、日本民族の風俗、慣習、文化、伝統を背景としての言語生活に自然に産生してきた。
キーワード:日本人;曖昧語;婉曲;挨拶;含蓄
殆どの外国人は日本人と相談する時、日本人の言語行動に対して、ちょっとわかりにくいと考えている。外国人の目から見れば、日本人の多くは恥ずかしいに見えている。もし、こんな日本人に出会った時は、ちょっと日本語で「今日はいい天気ですね。」とても話し掛ければ心が打ち解けて笑顔が返ってくるかもしれない。
日本人と商談する場合、いつも礼儀正しく行われている。そして、日本人は相手の話を聞く場合に「うん」「そう」「ほんと」などの相槌を挟んでいるが、これらの言葉には同意や疑い意味ではなくて、相手に話を聞いているサインとするものだけである。
日本人の受け答えは曖昧、婉曲だと言われている、特に断り方が苦手なようだ。「それはちょっと…」と言った後、ニコニコ笑っているだけの時は、実はそれは「だめです」という答えをしていることが多い。また、「考えておきます」という言い方は本当に考えておくと言う訳ではなく、あまり気乗りがくない時によく使われているから、こう言われた場合にはあまり期待しない方がいいだろう。