要旨:アジアの最大の二つの経済体たとして、中日両国は開放程度が高まるに連れて、経済貿易分野において連携も絶えず深まっている。目下、日本は中国の第三貿易相手国であるのに対し、中国はアメリカを抜いて日本の第一貿易相手国になっている。1955-1973年は日本経済の急成長期であり、この期間に中国と日本の対外貿易はみな速やかに増大した。2010年の中日両国の貿易額は3030.6億ドルで、2009年より30%成長した。日本との貿易は中国の経済成長に潤沢な資金源をもたらし、雇用を創出した。それより重要なことは我が国の輸出入構造と産業構造が改善された。中日両国間の貿易は輸出にしても輸入にしていずれも互換性があり、中日貿易関係を強化することはよいよく両国の固有の比較優位性を発揮させるのに役立つ。この研究課題は我が国の経済発展を促す上で、重要な意義がある。
地縁経済と地域経済協力が絶えず深化する背景のもとに、呉建偉氏は『国際貿易比較優位性の定量分析』という著書の中で、統計計量方法の実用性と実施可能性を生かして、中日両国間の貿易比較優位性及び貿易特徴について突っ込んだ定量分析を行っった。その研究は中日両国の経済発展及び東アジア自由貿易ゾーンの構築に対して極めて重要な理論と現実的な意義がある。
本論文は両国の貿易現状と貿易比較優位性について分析を行い、終わりに両国の貿易を展望し、いかに我が国の産業競争力を高めるかについて提言する所存である。
キーワード:貿易パートナー; 比較優位性; 経済発展; 競争力
摘要:作为亚洲最大的两个经济体,中日两国随着开放程度的不断提高,在经济贸易领域的联系不断加深。目前,日本是中国的第三大贸易伙伴,中国已超过美国,成为日本的第一大贸易伙伴。1955-1973年是日本经济高速增长时期,在这个阶段,中国和日本的对外贸易都在迅速发展。2010年中日两国间的贸易额为3030.6亿美元,与2009年相比,增长率为30%。日本的贸易为中国的经济发展创造了资金来源,增加了就业,更为重要的是改善了我国进出口结构和产业结构。中日两国之间的贸易无论在出口上还是进口上均具有互补性,加强中日经济贸易关系有利于两国更好的发挥现有的比较优势,这一课题研究对于促进我国经济发展有着重要的意义。
在地缘经济,区域经济合作不断深化的背景下,吴建伟在《国际贸易比较优势的定量分析》中利用统计计量方法的实用性和可操作性,对中日两国之间的贸易比较优势以及贸易特征进行较为深入的定量和定量分析,这一研究对中日两国经济,政治发展以及东亚自由贸易区的建立都有着极为重要的理论和现实意义。
本文将对两国的贸易现状和贸易比较优势进行分析,最后对两国贸易前景展望,看如何提高我国产业竞争力。
关键词:贸易伙伴 比较优势 经济发展 竞争力