要旨:宮崎駿（Hayao Miyazaki）は、世界のアニメーション映画史上の一つ輝かしい真珠で、影響力のあるアニメ業界の神である。宮崎駿の奔放な想像力や、繊細で生き生きとした人物描写、我々に一回また一回の笑い、涙と感動を与える。彼は映画の中では人生と世界に対する多くの深い考えが、アニメを人文の高さまで昇格したのだ。
アニメはただの娯楽ではなく、1種の責任も担う。今の日本の社会には、少年犯罪がたびたび出て、学校の道徳も日に日にが乱れている。これはテレビや映画に暴力場面やエロ誘惑の女性像の氾濫と無関係と言えないのだ。自分の仲間たちは商業利益のためにそのような作品でも作る、この事実は彼の心を非常に痛めた。彼は自分なりの原則を堅持し、積極的に、健康の清新な女性像を一人また一人作っている。自分の作品が時代の重任が担えるように望んでいる。
宮崎駿の一連の作品の中で、私達は彼の典型的な人物像が大部分女性であることに注意する。筆者は先行研究を踏まえ、この角度から宮崎駿の作品を理解しようとする。
本論は千尋とソフィという2人の女性像の分析にあたって、フロイトの「自我、エス、超自我」という心理学的手法と、容顔変化と人格の成長を結び分析する手法をそれぞれ利用した。それで、「労働によって、人間が作られる」という歴史的命題が証明され、宮崎駿アニメーションにおける女性像の変遷を把握しようとする。
キーワード：宮崎駿；女性像；ヒューマニズム；社会的な責任
摘要:宫崎骏（Hayao Miyazaki）,是世界动画电影史上的一颗璀璨的明珠，他天马行空的想象力，以及细腻生动的人物刻画，给我们带来一次又一次的欢笑，泪水和感动。他将动画上升到人文的高度，创作出具有独特魅力的宫崎动画，已经成为日本人民引以为豪的文化象征。
动画不仅仅是一种娱乐，在娱乐过程中还担负着一种责任。现在日本社会少年犯罪司空见惯，学校道德更是日渐败坏，这与那些充斥在荧幕上的充满情色诱惑的女性形象的泛滥不无关系，看到自己的同行们为了商业利益而不去考虑作品产生的后果和影响，这让宫崎骏感到痛心，但他却还是坚持着创作一个又一个积极向上，健康清新的女性形象，并希望自己的作品能够担负起引领文化潮流的重任。
纵观宫崎先生的一系列作品，我们不难发现，在他的笔下描绘出了许多的经典人物形象大多数都是女性，这在当今的以女性为配角的男权社会，这是一种另类，更是一种启迪。笔者从女性形象塑造这一角度，希望能够折射出宫崎电影的另一番光彩。
本文运用弗洛伊德“自我、本我、超我”的心理学分析手法与结合容颜变化和内在人格成长的分析手法，比较与分析了千寻与苏菲这两个宫崎骏前后期作品中的代表性女性人物，总结证明出“劳动创造人”这一历史命题， 并试图把握宫氏动漫中女性形象演变的规律，以期更好地理解当代日本大众文化。
关键词：宫崎骏；女性形象；人文精神；社会责任
