要旨:本論は『こころ』における重要人物の価値観を手がかりに、当時の社会背景が社会普遍の価値観への影響を分析し、小説における人物の価値観が形成された原因も分析した。それから、それらの価値観が他人へどんな影響を及ぼすかも論じた。そして、重要人物の価値観の比較を通し、明治時代日本社会の複雑な現実と人々の心理と著者の目的もよく分かるし、さらに、人物の複雑で、矛盾の精神世界と小説における重要的な人生課題、即ち、自己本位主義を理解する。
キーワード:価値観;自己本位;明治精神
摘要:本文主要以《心》中主要人物的价值观为主线,先介绍当时社会背景对社会普遍价值观的影响,然后再分析小说中主要人物形成他们各自价值观的各方面的原因,以及由于这种价值观而对他人造成的影响,再将主要人物的价值观进行比较分析,从而使我们更好地了解明治时代日本社会复杂的现实和思想状况、透析人性心理、解读作者写作目的,帮助我们看懂人物复杂矛盾的精神世界和其中的一个严肃的人生课题——利己主义。
关键词:价值观;利己主义;明治精神
目次
謝辞
要旨
摘要
1 はじめに -1
2 当時の社会背景が社会普遍の価値観への影響-2
3 先生について-3
3.1 先生の価値観-3
3.2 先生の価値観が形成された原因-3
3.3 先生の価値観が「私」と静への影響-4
4 Kについて-6
4.1 Kの価値観-6
4.2 Kの価値観が形成された原因-6
4.3 Kの価値観が先生への影響-7
5 先生とKの価値観の比較-8
6 まとめ-9
参考文献 -10