要旨:教育改革を日本内閣の最重要課題の一つとして位置付ける第二次安倍内閣に設置された教育再生実行会議は、いじめ問題などへの対応をまとめた。この提言も踏まえ、道徳教育の充実について検討するため、平成25年三月に文部科学省に設置された。日本の道徳教育の現状、家庭や社会の状況等を踏まえれば、道徳教育の充実は、いじめ問題の解決だけでなく、日本の教育全体にとっての重要な課題であるとの認識の下、これまでの成果や課題を検証しつつ、「心のノート」の全面改訂や教員の指導力向上方策、道徳の特性を踏まえた新たな枠組みによる教科化の具体的なあり方等について、幅広く検討が行われていた。それは日本において道徳教育の重要性がさらに再認識されている。こういった日本における道徳教育の変化とその方法を考察することによって、中国におけるこれからの道徳教育に寄与できる示唆を得ることができると思われる。
キーワード:日本;小学;道德教育;方法
目次
摘要
要旨
はじめに- 1 -
1日本における道徳教育の目標と内容- 2 -
1.1道徳教育とは- 2 -
1.2道徳教育の現状- 2 -
1.3道徳教育の重要性- 3 -
1.4道徳教育の目標- 3 -
2日本における道徳教育の主な方法- 5 -
2.1道徳教育に関する子どもの主体的な学びの促進- 5 -
2.2道徳の時間の指導改善- 5 -
2.3家庭や地域社会との連携強化- 5 -
2.4学校における道徳教育の充実- 6 -
3日本における道徳教育の具体な方法- 7 -
3.1体験活動を生かした道徳教育- 7 -
3.2豊かな情操と道徳心を培う- 7 -
3.3道徳教育の時間とは- 8 -
3.4教科について- 11 -
4道徳教育日中比較- 13 -
4.1教育行政・制度- 13 -
4.2<カリキュラム改革>- 13 -
4.3教育环境の日中比較- 14 -
おわりに- 17 -
参 考 文 献- 18 -
謝 辞- 19 -