要旨
20世紀70年代から、日本は少子高齢化社会に入った。労働人口が減少すると同時に、老人介護の負担も増えている。これを背景にして、日本の女性が家を出て社会に入り、仕事をするということが重要な意義を持つようになった。しかし、日本の社会は、まだ男性が中心で、女性はなかなか自分の考え通りに就職できないのが現実だと言える。だが、男性中心の日本の社会も、少しずつ変わりつつある。少子高齢化の進展につれ、女性向きの仕事も増えている。グローバル化の進展もあり、海外に長期滞在して働く日本人が増加しており、そのうち、女性の占める割合も上昇傾向にある。女性が均等に取り扱われている職場であるほど、女性のキャリア意識が高い。企業が男女均等の職場の実現に努力すればするほど経営業績が良いという関係も見られる。結婚しても出産しても、ずっとキャリアアップを目指したいという女性が年々増え続け、社会で活躍している女性の特集や記事もよく見かけるようになった。これからは、さまざまな仕事に女性の存在は欠かすことのできないものになってくると考えられる。
キーワード:日本女性;就職状況;変化;現状;日本女性の活用
目次
要旨
中文摘要
はじめに-1
1.20世紀80年代からの女性の就職状況と社会背景-1
1.1 女性の就職状況-1
1.2 社会背景-2
2.ウーマノミクスと女性の活用-3
2.1ウーマノミクス-3
2.2女性の活用-4
3.安倍政権の成長戦略と女性の就職率の向上-4
4.現在の職場の男女差別と女性の就職の問題点への提案-4
4.1女性の就職の問題点-4
4.2提案-5
4.2.1企業への提案-5
4.2.2政策への提案-6
5.おわりに-6
参考文献-8
注 釈-9