要旨
本稿は杭州においての日本語専攻生の四年生を対象に、アンケート調査とインタビューのデータに基づいて彼らの就職選択を研究したものである。主な内容は、アンケート調査とインタビューの記録、整理、学生の卒業した後の就職選択と別の進路選択、またその影響される原因などが含まれている。そして、色々な先行研究を踏まえて、アンケート調査及びインタビューを通し、日本語専攻生の就職と別の進路選択に対する考え方や社会の影響、要因などをより深く比較する。その結果により、今の中国における日本語専攻生や就職の指導機関などに新たなデータと情報を提供すると同時に、就職問題の解決に参考になることを本稿の目的とする。
本稿はアンケート調査とインタビューを通して収集した実証のデータの上に、今の中国における日本語専攻生の就職選択ということを次第に研究する。本論により、困惑感を持つ日本語専攻生に就職需要やアドバイスの援助を与え、より就職意識を理解させることを目的とする。また、教育研究者、就職の指導機関に新たな詳しいデータと情報を提供すると思っている。
キーワード:就職; 選択; 日本語専攻生; 実証研究
目次
要旨
中文摘要
1. はじめに-1
2. アンケート調査とインタビューの内容と結果-1
2.1 調査の概要-2
2.2 学習の背景と経歴-2
2.2.1 日本語学科を選んだ原因-2
2.2.2 日本での交流-2
2.3 卒業後の計画-2
2.4 就職地の選択-3
2.5 職業と勤め先の選択-3
2.6 月給の最低ライン-4
2.7 まとめ-5
2.8 インタビューを受ける学生の表-5
3. 各種類学生の就職選択-5
3.1 性別と就職選択-5
3.1.1 卒業後の計画-6
3.1.2 職業と勤め先-6
3.1.3 月給のライン-7
3.2 出身地と就職選択-8
3.2.1 卒業後の計画-8
3.2.2 職業と勤め先-8
3.2.3 月給の最低ライン-9
3.3 大学レベルと就職選択-9
3.3.1 卒業後の計画-10
3.3.2 職業と勤め先-10
3.3.3 月給の最低ライン-11
3.4 まとめ-11
4. 就職選択を影響する要因-12
4.1 個人的考え方-12
4.2 学習の経歴-13
4.3 社会的経験-13
5. まとめ-14
5.1 日本語専攻生の就職意識の特徴-14
5.2 優勢に立つ職業-15
5.3 終わりに-15
参考文献-16
資料 中国における日本語専攻生の就職選択のアンケート-17
资料 日语专业大学生就业意向问卷-19