要旨
戦後最初の60年余り、日本女性の結婚観が変化しつつある。本論文では、女性自身の価値観の変化、経済の独立化と生育観などから、日本女性の結婚観の変化の原因を分析する。
日本の女性の非婚、晩婚などの婚姻観は社会と女性自身の意識の進歩を反映する一方、出生率を減少させるという面から見ると、少子高齢化に拍車をかけていくことになる。しかしこれらの現象は別に女性からのコントロールではなく、社会のある発展段階の必然的な産物であると思う。
キーワード:晩婚化;非婚化;離婚ブーム;少子化;老齢化
目次
要旨
中文摘要
1. はじめに.1
2.戦後日本女性結婚観変遷の表現1
2.1非婚化
2.2晩婚化
2.3離婚ブーム
3.結婚観変遷の原因2
3.1女性の自己価値観の変化
3.2経済上の独立
3.3現代生育観の影響
4.結婚観変遷の影響.3
4.1社会と女性自身の意識の進歩
4.2目立つ少子化
4.3著しくなる老齢化
5.おわりに.4
参考文献.5
謝辞