要旨:本稿は、宮崎駿の『もののけ姫』と言う映画を取り上げた。先行研究とインターネットサイトにおける、『もののけ姫』に関する資料を概観したうえで、この映画にける、自然、動物、人類、神霊などの関係について考察した。結果は三つの理念を教えてある。周りの環境を尊敬し、万物に命と霊性があること。資源を大切にし人間と自然環境は互いに依存し合うこと。人間同士は互いに理解し。宮崎駿の作品は主に子供に向けだと言われているが、大人にも警世的なことを伝えようとしている。宮崎駿は作品を通し、人々に自然を大切にしよう、人間同士の間は憎しみをなくそう、理解しようということを人々に再認識する必要があると呼びかけている。
キーワード:アニミズム 自然環境 貪欲 恨み 宮崎駿 もののけ姫
目次
要旨
中文摘要
1.-はじめに-1
2.-宮崎駿と『もののけ姫』の簡単な紹介-1
2.1-宮崎駿について-1
2.2-『もののけ姫』物語の背景と筋の紹介-2
3.-『もののけ姫』の現実寓意-4
3.1-アニミズムについて-4
3.2-自然環境保護の必要性-6
3.3-女性の「力」への認識-7
3.4-人類の天敵―憎しみ-7
4.-おわりに-8
参考文献