要旨:今まで、日本は他国の文化をまねて、自国の文化を形成しているといえよう。何千年もを経て、日本は他国の文化を吸収し統合することを通して、だんだん日本の独特な文化特色を持つようになった。その中には「恥の文化」は、特に注目されている。しかし、恥の文化という言葉は日本人から提出されたのではなく、アメリカの人類学者ルース·ベネディクトの『菊と刀』という著書に初登場したのである。ルース·ベネディクトは人類学の視角から、日本の文化を欧米の罪の文化と比べて研究したうえで、日本の文化は恥の文化であるという結論を得た。
本稿では日本の恥の文化の由来、恥の文化の日常表現および恥の文化の本質、この三つの方面からその特徴を詳しく述べる。第一章には日本の恥の文化の由来と国内外の先行研究を紹介する。第二章には日本の恥の文化の日常表現を紹介する。主に日本の恥の文化が言葉、生活、国際交流などでの表現を詳しく説明する。第三章には日本の恥の文化の本質を紹介する。主に日本の恥の文化は中国の恥の意識とのかかわり、及び恥の意識は『論語』を通して日本へ伝えられるのを論出する。そして、恥の意識は日本の社会に根ざして、独特的な日本の恥の文化になるのも述べる。
本論文の作成において、資料の制限や、時間と力は有限で、内容、論証の上におよび問題の思考の角度の上に適当でない場所が存在しさらに、改善しなくてはいけない。
キーワード:恥文化,菊刀,集団主義,曖昧さ,恥意識
目次
中文摘要
要旨
はじめに1
1、「恥の文化」の由来1
1.1、『菊と刀』1
1.1.1、『菊と刀』の紹介1
1.1.2、菊と刀の象徴意味2
1.1.3、「恥の文化」という言葉の登場2
1.2、日本における恥の文化の先行研究3
1.3、中国国内における研究現状3
2、日本の恥の文化の日常表現4
2.1、集団主義から見た恥の文化4
2.1.1、諺の中の集団意識4
2.1.2、社会生活の中の集団意識5
2.1.3、国際活動において6
2.2、曖昧さから見た「恥の文化」6
2.1.1、「NO」とは言わない日本人6
2.2.2、省略好きな性質6
2.2.3、遠回しな表現し方7
2.3、ウチソトの意識から見た「恥の文化」7
3、日本の恥の文化の本質8
3.1、儒教思想からの影響8
3.1.1、儒教思想の内容8
3.1.2、日本への経由9
3.2、武士道からの影響9
3.2.1、武士道とは9
3.2.2、武士道の影響10
3.3、日本の恥の文化の典型的特徴10
おわりに10
参考文献12
謝辞13