要旨:人間の交流は言語の橋と切り離せない。言語は不思議な存在である。それは日常生活の中に重要な役割を果たしているに違いない。直接に言語、あるいは、わずか一つの語句、場合や文脈が異なる時に、その意味も多少違いがある。
日本語を勉強してから、「すみません」について、その謝罪の意味を表すことがを知っていると思う。日本語を深く学ぶに従って、日本の会話の中で、挨拶語「すみません」の使用の回数がとても多い。「すみません」の意味が非常に広い。謝罪の意味を表すだけではなく、それは同時に感謝、お願いや呼びかけなどの意味も表す。場合や文脈が異なる時に、その意味や気持ちを含めることもいくらか違いがある。いったいどんな場合でそれを使えばいいか、それに日本人が「すみません」を使っている時、それぞれの気持ちはどうであるか、「すみません」の多義性はよく身に付けることができなければ、相手に誤解を招きがちである。日本人は簡単な挨拶語「すみません」を通して、様々な場合での気持ちや態度を伝える。
本論文は私たちの日本の会話に不可欠な挨拶語「すみません」を選んで、その「すみません」の語源や各辞書による意味についての研究を通じて、その多義性がどんな場合でどのように使うかを討議する。同時に、「すみません」から見た日本のユニークな詫び文化と恥文化に潜在する日本文化の特質を探ってみる。
キーワード:すみません、多義性、意味、場合
目次
要旨
中文摘要
はじめに1
1.「すみません」の基本意味1
1.1「すみません」の語源1
1.2各辞書による意味2
2.日常会話における「すみません」の多義性2
2.1謝罪を表す「すみません」3
2.2 感謝を表す「すみません」3
2.3お願いを表す「すみません」4
2.4呼びかけの「すみません」4
3.「すみません」から見た日本文化5
3.1日本の「わび」文化5
3.2日本の「恥」文化6
おわりに6
参考文献7
謝 辞8