要旨:中国語と日本語は違った音声体系に属し、学習者にとって一部の発音がとても難しい。こんな違いが、学習者の発音に影響する。この課題の研究を通し、両国学習者に役に立ちたい。
論文は四つの章からなり、対照分析の方法論を使って説明する。第1章では中国語と日本語の発音の位置を紹介し、母音と子音の例を挙げて説明する。第2章では中国語と日本語の音声を比較し、母音、子音、アクセントから比較する。母音側は主に似ている音と中国語特有のアル化音が述べられている。子音側は「f」、「x」、「l」を例にとって比べられている。アクセントでは主に中国語の四声と日本語のピッチアクセントを分析している。第3章で中国人学習者の問題点について説明し、主な問題は長音と促音、日本語の無声音と有声音である。第4章で日本人学習者の問題点について説明し、主な問題は母音の干渉、中国語の有気音と無気音である。
朱春躍、徐一平、胡林霞などの人の学術書を読み、中国語と日本語は音声体系で著しい違いがある。発音の特徴をつかみ、日本語を学ぶ中国人と中国語を学ぶ日本人の問題点を探し、誤った理由を分析する。間違っている理由はこの二つの言語はそれぞれの発音特徴があり、習っている時に相互干渉に関係するのである。
国内で中日音声の対照研究は長足の進歩を遂げている。しかし、中英音声の研究に比べ、研究成果の数と研究の広さと深さの格差が大きいことがわかっている。今後、私はもっと深く勉強したいと思う。中日音声の対照について引き続き研究しようと考えている。
キーワード:音声体系 対照 誤った理由 国内研究
目次
要旨
中文摘要
はじめに1
1 発音の位置1
2 中国語と日本語の音声の対照1
2.1 母音2
2.1.1 中国語の母音2
2.1.2 日本語の母音2
2.1.3 中日母音の比較2
2.2 子音3
2.2.1 中国語の子音3
2.2.2 日本語の子音3
2.2.3 中日子音の比較4
2.3 アクセント4
2.3.1 中国語のアクセント4
2.3.2 日本語のアクセント5
2.3.3 中日アクセントの比較5
3 中国人日本語学習者の問題点5
3.1 長音と促音6
3.2 日本語の有声音と無声音6
4 日本人中国語学習者の問題点6
4.1 母音の干渉7
4.2 中国語の有気音と無気音7
おわりに7
参考文献8
謝辞9