要旨:若者言葉とは中学生から三十歳前後の男女が、仲間内で、会話促進や娯楽などのために使う、規範からの自由と遊びを特徴に持つ特有の語である。本稿では、若者言葉を日本語教育に取り入れる意義明らかにし、具体的な実施法をめぐって展開しようと考える。
本論文では三部分から構成される。
第一章は、先行研究を参考しながら、若者言葉の定義と特徴をあげてみる。
第二章は、日本語教育に若者言葉を取り入れる必要性や意義を三つの方面分けて分析する。まず、日本語学習者は日本語を勉強する学習動機を通して、日本語教育に若者言葉を取り入れる必要性を論じる。そして、若者言葉を使うときに生じた不自然な日本語や誤用を分析ながら日本語教育に若者言葉を取り入れる必要性を明らかにする。また、一部の若者言葉が大衆に受け入れ、最終的に規範な日本語として定着ことを分析し、若者言葉の固有のイメージを変えることができると考えられる。
第三章では、日本語教育への若者言葉の導入する方法について検討する。筆者なりに、日本語クラスで三つの方法を実践できると考えてみる。一つ目は、メディア材料を授業に使い、先生の説明を加わる方法である。二つ目はコミュニカティブ・アプローチの理論を用いて、実際の場面を作って教学する方法である。三つ目は学生の評価システムを変え、よく使われた成績評価制度をポートフォリオ制度に取り入れることである。
キ-ワ-ド:日本語教育、若者言葉、実施法
目次
要旨:
中文摘要
はじめに-1
第一章-若者言葉の定義と特徴-2
1.1若者言葉の定義-2
1.-2若者言葉の特徴-2
1.2.1大げさな表現-2
1.2.2複合語の省略-3
1.2.3外国語からの借用-3
1.2.4社会発展との密接なつながり-3
第二章-日本語教育への若者言葉の導入する意義-4
2.1日本語学習者の学習動機-4
2.2若者言葉の使い間違い-4
2.3若者言葉と日本語との関係-5
2.4若者言葉と日本社会との関係-5
第三章-日本語教育への若者言葉の導入する方法-6
3.1場面シラバスとコミュニカティブ・アプローチ-6
3.2生教材-7
3.3ポートフォリオ-8
終わりに-9