要旨:第二次世界大戦が終わってからもう70年余りになった。しかし、ドイツの全面的に罪を認めたと違い、日本社会はこの戦争に対して、相変わらず曖昧な態度を持っている。この点に関して、中国側の研究者たちは数多くの関連研究を行った。それらの研究に基づいて、本論文は反戦アニメ作品を例として、アニメに反映した被害者意識を始めとする四つの戦争観の内容、そして、社会と歴史に与える悪い影響を検討するつもりである。
一方、侵略戦争の被害者として、それに緊密な文化交流と友好往来の長い伝統を持つ中国の国民はこのような戦争観に対するどのような態度をとるべきか、さらに私たちはどんな対策を取るべきかということを検討する必要があると考えられる。
キーワード:反戦 アニメ 被害者意識 戦争観 戦争責任
中文摘要:距离二战结束已经70余年,与德国战后全面的认罪和反省不同的是,至今日本社会对这场战争仍然采取暧昧的态度。对这样的问题,中国国内的研究者做了大量的调查研究。而本篇论文将基于这些研究,以反战动漫作品为例,讨论在这些动漫作品中以无视侵略性质强调被害者身份为首的四种战争观的主要内容在作品中的体现,以及这些战争观念对社会和历史的危害性。
另外,也有必要探讨作为战争的受害者,又与日本保持着紧密的文化交流,拥有友好往来传统的中国平民百姓应该对这样的战争观念采取怎样的态度,以及其相应的对策。
关键词:反战 动漫 被害者意识 战争观念 战争责任
目 次
要 旨
中文摘要
はじめに-1
1 反戦アニメーション-2
1.1 反戦アニメの生まれ-2
1.2 反戦アニメのジャンル-2
2 主な戦争観について-3
2.1 武器無罪論と庶民に戦争責任無し-3
2.1.1 武器無罪論-3
2.1.2 庶民に戦争責任無し-4
2.2 侵略性質を無視し、被害立場の強調-5
2.3 「無義戦」-6
3 日本社会の戦争観に対する中国側の対策-7
3.1 是非を見分ける-7
3.2 マスメディアの役割-8
おわりに-9
参考文献-10
謝辞-12