要旨:宮崎駿は日本に有名なアニメの監督である。彼のアニメーションはすでに全世界に広く行き渡って、少年の観衆を魅了するだけではなく、また成人の観衆も魅了している。
本論文は、三つの部分になっている。第一部分は宮崎駿について、彼の生い立ち、創作過程と創作背景などを紹介する。第二部分は、宮崎駿の作品から着眼して、日本人が調和、素朴、伝統の自然観と感傷、含蓄、矛盾の「物の哀れ」について検討する。日本列島の自然は日本人の生活様式やものの考え方に、多くの影響を与えてきた。自然に対して親和的で情緒的な感情をもった同時に、自然からの恵みを受けることができる。だから、人間と自然との間に調和的な関係を求めなければならない。「物の哀れ」は平安時代の日本文学から出た理念であるが、文学を影響するだけではなく、後世の日本人の文化観と人生観にも強い影響を与えたのである。第三部分は、宮崎駿のアニメから見た日本人の真善美と正義、邪悪な表現と希望などの善悪美意識を考察する。人の心が複雑である。日本人はずっと善と悪の存在を信じている。日本人自身も、日本の美意識を、明快に定義して説明することが困難であるのが現状である。
以上のように、宮崎駿のアニメは日本ないし世界の人間に影響がある。宮崎駿のアニメから見れば日本人の美意識を了解することができて、日本の伝統的な文化を認識することができると考えている。
キーワード:宮崎駿、アニメ、美意識
摘要:宫崎骏是日本有名的动画导演。他的动漫作品已经广泛地普及到了全世界。不仅是少年观众们对它们的喜欢,而且成年人也对它们入了迷。
论文分为三个部分来论述。第一部分是介绍宫崎骏的生平、创作过程和创作背景。第二部分是从宫崎骏的动画着眼探讨日本人和谐的、朴素的、传统的自然观以及感伤的、含蓄的、矛盾的悲哀。日本岛国式的自然对日本人的生活方式和事情的考虑方式产生了很多的影响。有着对自然有着亲切以及多种情绪的同时,日本人能够接受从自然那得到的恩惠。所以,必须寻求人类和自然之间和平的关系。物哀是从平安时代的日本文学开始出现的理念,不仅影响着文学,也对后世日本人的文化观和人生观产生很大的影响。第三部分是探讨透过宫崎骏的动画看出的日本人的真善美,正义,邪恶以及希望等等善恶的美意识。人的内心是复杂的。日本人一直相信善恶的存在。现在的现状是日本人自身也很难明确的定义和说明日本的美意识。
综上所述,宫崎骏的动画对日本乃至世界的人们产生影响。通过宫崎骏的动画可以了解日本人的美意识,而且能认识到日本传统文化。
关键词:宫崎骏、动画、美意识