要旨:数字は単に数量の情報を伝えるだけでなく、数字から連想されるイメージを持つことにより、人々に感情の交流をさせることもできる。昔から縁起を担ぐ数字があるといわれている。日本でも、中国でも、それぞれ、縁起が悪いと思われる数字と縁起が良いと思われる数字がある。数字を縁起の良い悪いと分けたのは主に数字の発音や形状から、ある事象を連想させ、その吉凶を数字に感情移入したからである。数字は文字のように人間の思想や感情を表せないが、挨拶くらいはできる。数字は言語の機能ももち始めたようであった。「数字言葉」はとくに若者に好まれて流行しており、現代社会の新しい風景と言えよう。
キーワード:縁起を担ぐ 縁起 数字 好運 吉凶 数字言葉 文化的意義
摘要:数字不仅仅可以传递数量的信息,通过数字所产生的联想,人们还可以用数字来交流感情。很早以来,数字就被认为是一种预示凶吉前兆的东西。不论是在日本还是在中国,都有被人们认为是吉祥或是不吉祥的数字。人们之所以有这种观念产生,主要是跟数字的读音、形状、以及有数字而联想到的历史事件有关,因为对它们抱有一种偏见或感情,所以相关的数字也被感情化了。数字虽然不能象文字那样表达人们的思想感情,但却可以用来表示一些简单的问候。近年来,“数字语言” 受到人们特别是年轻人的追捧,开始流行了起来。看来数字还开始抢夺语言的市场了了,可以说,这也是现代社会的一种新景象吧。
关键词:迷信兆头 兆头 数字 好运 吉凶 数字语言 文化意义