[要旨]周知のごとく、日本文化は世界のなかでよく「恥」の文化、「曖昧」の文化、「凝縮」の文化といわれる。しかし、もう一つの「間」の文化を知っている人があまり多くない。日本語では「人間」とは「ひと」という意味で、人と人との関係は「間柄」ともなされる。これらの言語の構造からみると、日本文化を検討するには、この日本人の心の奥底にかくれた「間」の意識よりとりかかるはずだ。
関係する文献を読めば、「間」の意識は、日本語の言語文法から見られるのみならず、普段の衣食住行にも文学文章にも日常な行為にも染み込んでいる。本論は剣持武彦の書いた『「間」の文化』を主な参考文献とし、他国の文化を比較して、言語文法、「間」の風土、生活の「間」、文学の「間」この四つの面から「間」の文化を検討する。
「間」の文化を理解すれば、よりよく日本との文化交流をふかめられると信じる。もしかしたら、この「間」の文化の粋を吸収し、自国の文化発展に役立てるかもしれない。
[キーワード]:言語文法;「間」の風土;生活の「間」;文学の「間」
[摘要]众所周知,日本文化在世界上被称为“耻”的文化、“暧昧”的文化、“凝缩”的文化。但是,很少有人知道另一个“间”的文化。日语“人间”一词的意思是“人”,日本人称人与人之间的关系为“间柄”,由此可见,探讨日本的文化就可以从这个隐藏于日本心里的“间”的意识着手。
通过阅读相关文献发现,这种“间”的意识,不仅从言语文法上有所反映,它还渗透到日本人的衣食住行,文学和日常行为方面。本文以剑持武彦所著《“间”的文化》为主要参考文献,通过与他国文化的比较,从言语文法,“间”的风土,生活的“间”,文学的“间”四个方面来探讨“间”的意识。
相信掌握日本人“间”的文化,可以更好地发展与日本的文化交流,有必要时,还可以吸收其“间”文化的精髓,运用到本国的文化建设上来。
[关键词]:言语文法;“间”的风土;生活的“间”;文学的“间