要 旨:子どもの健全な発達における家庭教育の重要性を、否定する者はいないだろう。特に、小学校半ばごろまでの家庭教育の意義は大きいと思う。どのような青年になり、どのようなおとなになっていくかは、この時期における家庭教育のいかんにかかっているといえる。
これだけに、親は家庭教育に対して真剣にならざるをえないし、また、最近では、実際必要以上に熱心にかかわっているといっても言いすぎではないだろう。それに応じるかのように、高野氏は『間違いだらけのしつけ』という本を書かれた。作者は現在の躾が本当に間違いだらけだろうかと疑われ、悪いくせをつけたことや、困った性格をつけたことや、社会性をゆがめたことや、勉強ぎらいにしてしまったことなどの点について批判している。
本稿はその本の中に書かれた観点に反論し、躾の必要性を主張したい。そのために、まず、高野氏の観点を集め、次に、例をあげており、高野氏の観点と比較しながら子どもの躾に関する問題を検討した。
以上の研究に基づいて『間違いだらけのしつけ』という本において作者の観点が完全に正しいとは言えないという結論が明らかになった。
キーワード:しつけ 間違い 反論
摘 要:家庭教育对于孩子健康健全成长的重要性,应该没有人否认。对于上小学时期的孩子的家庭教育,意义更是尤为重大。这个时期的家庭教育关系到孩子将来成长为什么样的人,能不能成长为的人格完善的人。
因此,家长对于家庭教育不能不认真起来,尤其是近来有些家长变得过度关心孩子的教育教养问题。与之相对应的,由日本作家高野清纯编写的《满是缺陷的教养》一书诞生了。书中对于当代的教育教养问题是不是存在缺陷,存在哪些缺陷,给孩子带去了什么坏的影响等方面进行了论述和批判。
本文是对书中作者的某些观点进行反论,主张家庭教育教养的必要性。为此,首先总结了作者的观点,其次举出是列,把这些实例和作者的观点进行对比,最后对孩子的教养问题进行了讨论,从而对书中作者观点进行3反论。
根据以上的研究,得出了《满是缺陷的教养》这本书中作者的观点不是完全正确的这一论点。
关键字:教育教养;缺陷;反论