要旨:経済発展のグローバル化に従って、中日両国間の貿易の付き合いも日増しに頻繁になる。同時に、日本語を学ぶ人もだんだん多くなりつつある。日本語を習得するために、話す能力、読む能力、また書く能力は、どちらも不可欠な要素であるが、話す能力はますます重視されるようになるにつれて、これを身につける有効な学習法を探求することが重要になってくる。本論文は日本語の会話のいくつかの特徴をめぐって議論を展開されている。
はじめには論文のテーマと研究の意義である。日本語の会話文の特徴を研究することを通じて、会話の中に体現した日本人の心理と日本の文化を理解する。中国人学習者にとって、これらの特徴を良く理解した後、有効的な日本語の会話を学ぶ方法を身につけることができる。
第一章は日本語の会話文の第一個の特徴--省略表現を紹介することである。本章は中国人学習者の観点から出発して、大量の実例を分析して、日常会話の中でよく出現した省略現象について研究した。最後は省略表現を使う意義を総括している。
第二章に書いたのは日本語の会話文のもうひとつの主要な特徴--倒置表現である。本章も大量の実例を分析して、いろんな倒置表現の形式を列挙して、日本語の会話文の倒置現象について研究した。それから倒置表現の意義を分析している。
第三章は日本語の会話文の中で、男女別用語の差に関して、それぞれ終助詞と感動詞、この二つの方面を分析した。性別用語を総括している。
この論文は筆者がいろいろな文献と実体験に基づいて書いたものである。研究はまだまだ不足だが、一部分の中国人学習者には力になると幸いだと思っている。
キーワード:日本語の会話文 省略表現 倒置表現 性別用語 実例分析