要旨:中国と日本は「一衣帯水」の隣国で、緊密な連絡がある。二千年ほど前には、両国の人々は友好往来と相互学習をして、文化交流をおこなってきた。したがって、両国の文化が多く似ている。しかし、歴史の発展につれて、それぞれ独特の伝統文化を形成してきた。
贈り物からみると、中国人も日本人も物を贈る習慣を持っている。時代を通じて、もの贈りは中日で盛んでいる習慣と往来の礼儀である。中国で昔の人は「礼を受けたら礼をもって返さねばならぬ」といっている。『詩経』には「投ずるに木桃を以てす、之に報ゆるに瓊瑤を以てす」と書いてある。贈り物の交換はいいものとして、社会や家族、親友との間に存在する。これは、相手に祝福、哀悼、見舞いあるいは感謝という気持を表せる情感交流の一つである。現在の日本人の意識の中で、贈りものは贈答品だけでなく、人間関係の潤滑剤の役割を果たすことができる。
経済の発展と生活水準の向上に従って、贈りものは両国の日常生活の中に普及になってきた。重要な祝日も結婚式も社交の場合も必ず贈り物をしなければならない。小さいな贈り物には贈る人の気持があることばかりではなく、豊かな文化が含まっている。
中日両国はいずれも「礼を受けたら礼をもって返さねばならぬ」という国であるが、歴史と習慣、タブーなどには異なっていることがある。これらの違いは両国間の文化の違いを反映しているはずである。したがってこのテーマを分析することで両国間の文化の違いをさぐろうと思う。
キーワード:贈り物 伝統 タブー 包装 マナー 文化
摘要:中国和日本是“一衣带水”的邻国,两国自古就交往密切,早在两千多年以前,中日两国人民就开始了友好往来,互相学习,进行文化交流。因此,两国的文化也有不少相似之处。然而,两国在历史发展的进程中,各自又形成了富有特色的传统文化。
就送礼来说,中国、日本都有爱送礼的习惯。古往今来,赠送礼品是中日两国盛行的习俗和交往礼节。中国古人讲:“礼尚往来,来而不往非礼也。”《诗经》上说:“投我以木桃,报之以琼瑶”。互赠礼品是作为一种美好的事物存在于社会和家庭、亲友的交际之间的。这是感情交流的一种方式,用以表示对别人的祝贺、慰问、哀悼和感谢的心意。在现代日本人的意识中,礼物不仅是相互交换的东西,还可以作为人际关系的润滑剂。
随着经济的发展和人民生活水平的提高,送礼这一行为已经在中日两国的日常生活中极为普遍。重要的节日要送礼,婚嫁要送礼,社交要送礼等等。小小礼物表达的不仅是一种新意,更蕴藏着丰富的文化内涵。
虽然,中日两国都是注重礼尚往来的国家,但是,在礼物馈赠的历史、习惯、忌讳等方面都是有所不同的。这些不同点也正是两国文化差异的体现。因此本文从两国赠送礼物这方面来进行分析比较从而探究两国之间文化的差异,更好的了解中日两国的文化。
关键词:礼物,传统,禁忌,包装,礼仪,文化