要旨:和銅三年(710)三月十日、都は藤原宮から奈良盆地の北、奈良山(那羅山・乃楽山)を背に平城京にうつった。今年は平城京遷都1300年という記念すべき年である。では、当時は一体どのような原因で都を遷さなければならないであろうか。これに対する識者の関心はずいぶん古くからあり、今も人々がこれを研究し続けている。
本論では、奈良に関する史料を研究し、先行研究を踏まえて、政治や経済など各視点から、平城京遷都に関する時代背景、遷都の原因、遷都の意味とまた平安京に遷都した原因という四つの部分に分けてを述べ、平城遷都の背景と意味を系統的に分析した。
いろいろな資料を分析することによって、平城京について、詳しく認識してきた。とくに、遷都の原因を解明することによって、日本のその時代の歴史を深く理解してきた。
キーワード 原因;意味;社会矛盾;天平文化;遷都
摘要:和铜三年(710)三月十日,日本的都城从藤原宫迁向了奈良盆地以北,背靠奈良山的平城京。今年是平城迁都1300周年纪念。那么当年到底是为什么而必须要迁都的呢。自古以来有识之士就对它甚为关注,到现在,人们还在继续研究着。
本论文通过对奈良相关史料的研究,在前人研究成果的基础上,从政治经济等各角度出发,分四个部分系统分析了平城京迁都。这四个部分分别是:平城迁都的时代背景、原因、意义和平安京迁都的原因。
本文通过对各种资料的分析,对平城京有了详细的认识。特别是通过对迁都原因的解析,加深了对日本那个时代历史的理解。
关键词:原因;意义;社会矛盾;天平文化;迁都