要旨:子供の時代から、ずっとある夢を持っている。それは、女の子が純白のウェデイング・ドレスを着れば、真綺麗な花嫁になれるのである。しかし、日本文化に接してから、突然、中国の結婚式での伝統(例えば「紅」)は西洋の白い結婚式の影響を受けて、段々なくなっていくことに気づいた。花嫁の衣装はチャイナドレスではなく、白いウェデイング・ドレスになり、音楽もチャルメラではなく、オーケストラになったのである。しかし、前日、日本の女優沢尻エリカとクリエーター高城剛氏が、東京・代々木の明治神宮で行われた結婚式を見た。当日、沢尻エリカは白無垢という花嫁衣装を着て、白い帽子を被っているのがとても綺麗に見える。
国の伝統文化を継承するのは国民の一種の民族意識を表すと思われる。なぜ日本人は結婚式において伝統の意識をずっと持っているのか。それは彼らが国の伝統文化への信仰があるのではないかと思う。そのため、本論文では、主に日本文化の結婚式文化の一つ--日本の強い民族意識について検討したいと思う。
キーワード:結婚式; 日本文化; 様式; 民族性