要旨:日本では本格ミステリ大賞を受賞した小説『容疑者Xの献身』は「本格ではない」という二階堂黎人の批判を受けた。本論文では、推理小説の歴史、本格推理の判断基準および実態から『容疑者Xの献身』自体そのものを分析して二階堂説を反駁する。これを通じて、日本本格推理小説の歴史と実態を理解する。
キーワード:容疑者Xの献身 本格ミステリ 手がかり 証拠
摘要:在日本获得数个本格推理小说大奖的推理小说《嫌疑犯X的献身》却遭受到了来自于二阶堂黎人的“不属于本格推理”的批判。本论文将通过了解推理小说的历史和本格推理小说的判断标准及实际状态、小说自身来反驳二阶堂的理论。从而加深对日本本格推理小说的历史和现状的理解。
关键词:嫌疑犯X的献身 本格推理 线索 证据