要旨: 敬語は聞き手に対する話し手の敬意を表す言葉である。中日両国の敬語文化は古いの歴史を持ち、その上中国は日本の敬語の発祥地である。しかし歴史背景の違いによって、両国の敬語文化の発展過程が違うようになる。
日本語の敬語は尊敬語、謙譲語(Ⅰ、Ⅱ)、丁寧語、美化語からなっている。中国語の敬語はそれほど発達していないが、表敬語、表謙語からちゃんとしたシステムを持っている。両者は比較すべきところがたくさんある。本文は形態面と使用意識面に分け、両者を比較した。
形態面においては、双方には共通点もあれば相違点もある。具体的に比べる時は、主に尊敬語と表敬語、謙譲語と表謙語と二つのセットに分けて比較した。品詞別比較は主な方法であり、語の構成と語の要素からの比較はメーンである。
使用意識面においては、双方は同じく共通点もあれば相違点もある。敬語を使うときには双方は「上下関係」、「立場関係」、「親疏関係」と「待遇意図」などのファクターを意識しながら、各人の基本的人格を尊重するのである。また、双方は「利権関係」、「内外関係」の面での使用が異なるのであり、本文はその原因を文化視点で探ることにした。
キーワード:敬語;中日比較;形態面;使用意識面
摘要: 敬语是表示说话人对听话人表示尊敬的语言手段。中日两国的敬语文化都有着悠久的历史,而且日本的敬语源自于中国。但由于历史背景等方面原因使两国的敬语文化发展走向了不同的道路。
中国日语中敬语是由尊敬语、谦让语(Ⅰ、Ⅱ)、丁宁语和美化语组成, 汉语中的敬语虽然没有日语中的那么发达但也是比较完善的系统, 是由表敬语和表谦语组成的, 而且两者存在很多的共同点, 可比较的地方很多, 本文主要从形态方面和使用意识方面对两者进行了比较。
在形态方面,两者有很多的共同点也存在很多的不同点。本文在具体比较的时候,主要是分“尊敬语与表敬语”、“谦让语与表谦语”两个方面进行了比较,采用品词比较的方法,词的构造和词的要素两方面为比较的重点。
在使用意识方面,两者有很多共同点也存在很多的不同点。在使用敬语的时候,双方要注意“上下关系”、“立场关系”、“亲疏关系”以及“待遇意图”等要素的制约来表达对人的基本人格的尊重。再者在“权利关系”、“内外关系”两方面的使用不同,本文也试着从文化的试点解释了使用不同的原因。
关键词:敬语;中日对比;形态方面;使用意识方面;