要旨:江戸しぐさというのはおもに儒学の影響を受けた商人によって創造されたものであるとは言うものの、今まで発展し新しい意義が生じる。本論では、いろいろな江戸商人の貴重な家訓をあげることを通して、豪商の哲学を述べる。そのうえ、社会時局と商人の思想の影響しながら、庶民のいくつかの代表的な身振りを説明した。一番最後に、中日両国の比較によって、こういう結論を出した。つまり、個人だけでなく企業も相手と付き合いとき、「思いやり」、「ありがたい」という心を大事にし、江戸商人に知恵を学び、「安心な社会づくり、豊かな人づくり」ことをしっかりと理解しなければいけないのである。
キーワード:江戸しぐさ;「思いやり」;中日両国
目次
謝辞
要旨
中文摘要
1 はじめに -1
2 儒教の伝来と発展-2
3 江戸しぐさの誕生と系譜-2
3.1 商人自身の教養-3
3.2 接客哲学-4
3.3 江戸しぐさの本質-5
4 庶民の暮らしの知恵袋-5
4.1 視、聴-6
4.2 動、思-7
4.3 言、動-7
5 江戸しぐさからの今しぐさ-8
5.1 今しぐさの新しい発想-8
5.2 中国への啓発-10
6 まとめ-11
参考文献 -12