要旨:日本人の国民意識を研究する著作がたくさんがある。その中に、集団意識を研究するものも多い。例えば、韓立紅が書いた『日本文化概論』、べネデイクトが書いた『菊と刀』などが挙げられる。日本特有の一つの古い意識として、集団意識を研究することは、もちろん、よりよく日本と日本人を理解するに対して少しでも貢献ができると思う。しかしながら、日本社会の発展とともに、欧米をはじめ多元文化の影響で、特に会社制が整うつつある、日本人は依然として強烈な集団意識を持っているかどうか、或いは新しい変化が出るかまだ分からない。
本稿は日本企業の集団意識の変化から、当代日本人国民意識の変遷を探求してみたいものだ。先人の研究成果と結びつけ、分析と対比を通じて、発展の視点で日本社会を見て、そして、もっと全面的に日本人を理解するに役立ちたいと思う。本稿では、第一に企業の集団意識とその変化を簡単に紹介し、第二に政治、家庭と個人三つの部分から国民意識の変化を述べ、第三に国民意識の変化がこの社会、あるいは人たちにどんな影響をあたえるのかと分析し、また、どのように正確な視点で国民意識の変化を見るかと述べる。最後に、本研究の新しい観点、意義と欠点及び今後の展望を述べた。
キーワード: 集団意識;企業;国民意識;変化
目次
中文摘要
要旨
第1章 はじめに-1
1.1 集団意識の紹介-1
1.1.1 集団意識の定義-1
1.1.2 集団意識の起源-1
1.2 集団意識についての現存研究-2
1.3 本研究の課題-2
第2章 企業の集団意識とその変化-3
2.1 企業の集団意識-3
2.2 集団意識の変化-3
第3章 日本人国民意識の変遷-5
3.1 政治意識の変遷-5
3.2 家庭意識の変遷-5
3.3 個人意識の変遷-6
第4章 日本人国民意識変遷の探求-7
4.1 国民意識の変遷段階-7
4.1.1 戦後初期-7
4.1.2 経済高速発展期-7
4.1.3 経済低迷時期-7
4.2 正確に国民意識変化を見る-7
第5章 おわりに-9
5.1 本研究の新しい観点-9
5.2 本研究の意義と欠点-9
5.3 今後の展望-9
参考文献-11
謝 辞-12