要旨
中日両国は、歴史上、長い間、「一衣帯水」の隣国であり、切っても切れない関係にある。とはいえ、中日国交回復以来、両国国民は相手国に対し好感度が低くなっている傾向が見られる。本論文では、まず、日本人大学生の中日交流の現状を説明し、直接的交流の重要性を指摘する。次に、熊本大学を例として、熊大生へのアンケート調査を通し、中日交流に対する大学生の意識上の問題点を分析し、その原因を検討する。さらに、中日交流にある不足点を探し、改善対策を考察する。
キーワード:日本人; 大学生; 中日交流; 意識; イメージ
目次
要旨
中文摘要
1. はじめに-1
2. 先行研究と本研究の立場-2
2.1先行研究-2
2.1.1日本人大学生における中日交流の現状-2
2.1.2日本人の対中イメージ-2
2.2 本研究の立場-3
3. 「中日交流に対する日本人大学生の意識」に関する調査-4
3.1調査対象-4
3.2調査方法-4
3.3調査結果-4
3.3.1日本人大学生の対中イメージ-4
3.3.2中国との直接的交流と中国の情報を獲得する手段-6
3.3.3中国への訪問に対する意欲-9
4. 考察-12
4.1対中イメージ作りに与える影響-12
4.1.1メディアの影響-12
4.1.2中国の対外イメージの影響-12
4.2大学生の中日交流に対する見通し-13
5. おわりに-14
参考文献-15