要旨
本論文で取り上げるのは複合動詞における前項と後項の結合条件である。複合動詞の特にその前項と後項の結合条件に関わる先行研究をまとめ、比較した。また、その研究の不十分な点から更なる整理を行うことが小論の目的である。本稿は比較と帰納の方法を採用する。
キーワード:複合動詞; 前項動詞; 後項動詞; 意味関係; アスペクト
目次
要旨
中文摘要
1.はじめ1
1.1複合動詞の定義1
1.2複合動詞の成り立ち1
2.先行研究2
2.1日本語学及び国語学における研究2
2.2言語学的研究3
2.3前述研究への見方6
3.まとまった結合条件7
3.1VV動詞7
3.1.1継起7
3.1.2手段・原因7
3.1.3付帯状況8
3.1.4並起8
3.1.5類似8
3.1.6主述8
3.1.7補足8
3.2Vs(動詞+補助的な動詞) 9
3.2.1比喩9
3.2.2範囲9
3.2.3付帯状況9
3.2.4程度9
3.3pV(接頭辞化した動詞+動詞)10
3.3.1補足説明10
3.3.2程度11
3.4V(一語化) 11
4. 結合条件とアスペクトとの関係13
4.1時間的アスペクト(開始,継続,完了など)13
4.1.1始発13
4.1.2継続13
4.1.3完了13
4.1.4不完全な完了、不成立14
4.1.5反復,習慣14
4.1.6動作の強調・度合い14
4.1.7変化結果の強調14
4.1.8複数事象の相互関係15
4.2空間的なアスペクト15
4.3社会的なアスペクト15
5.終わりに15
参考文献