要旨
近代以来、漢字の影響力が弱化しつつあってきた。今現在漢字を日常的に使用している日本は、将来に、漢字の運命はどんなものになるのか。公式に漢字を廃止した韓国において、見直す機運があるのか。本論では、先行研究を踏まえ、各国の文字使用の現状に関する調査を行い、比較研究をし、考査を進める上、以上の問題を分析した。日本語では、訓読という発明のおかげで、漢字との結合が密接なことで、今後も使い続ける。それに対し、韓国では、民族アイデンティティの原因で、漢字復活することが難しいという結論を出した。
キーワード: 漢字文化圏、日中韓、文化、比較
目次
要旨
中文摘要
1. はじめに-1
2. 先行研究-2
3. 漢字文化圏の流れ
3.1 東アジアの独自の文化-4
3.2 世界でたった一つの文字-4
3.3 伝播と創生-5
4. 日本における漢字-7
4.1 日本における漢字使用現状-7
4.2日本語の漢字表記の廃止運動と今後-7
5. 韓国における漢字-10
5.1 韓国における漢字使用現状-10
5.2 漢字復活の頓挫と今後-10
6. おわりに-13
7. 参考文献-14