要旨
日本の食文化といえば、みんなにしられている酒文化、茶文化のほか、弁当の文化も日本を代表する重要な文化であると言える。我々が日本のドラマとか雑誌とか、いろいろなお弁当を毎日のように目にしている。その美感に富んだ形や繊細な味など、我々を驚かせた。中国では、お弁当は一般的なものになっているが、日本のように食文化の象徴にはなっていないように思われる。特に、「幕の内弁当」や駅弁など中国人にとって馴染めないもので、それらに込められている文化もよく理解されていないと言えよう。それゆえ、本論文では、先学の研究に導かれつつ、文化の概念から出発し、中日弁当文化における相違点を対象し、文化比較の研究方法に基づいて、歴史背景、学理念、自然環境などの部分にわけて、中国の弁当と日本の弁当を対照研究し、弁当文化には日本のどういう文化特徴が見られるのかを考察してみようとする。これは中日文化の理解にも役に立つし、両国の交流にも役に立つと考えている。
キーワード:弁当文化;食文化;特徴
目次
要旨
中文摘要
1. はじめに1
2 .先行研究. 2
3. 弁当の歴史と種類. . 2
3.1弁当の歴史.2
3.2弁当の種類 3
4. 中日弁当の相違点. 3
4.1母の手作り弁当 3
4.2食材の違い.4
4.3盛り付けに対するこだわり.4
5. 中日弁当文化から見た食文化の特徴4
5.1食べ物の原始的な味わいを重視する--「幕の内弁当」.4
5.2文化的な美学に富む弁当--「幕の内弁当」.5
5.2.1盛り付けの美感.5
5.2.2食器の美.6
5.3自然の変化を表現する駅弁.7
6. 結び. 7
中外文参考文献目録. 8