要旨
河伯と河童は伝説から生まれ、文学作品にも出ている。二つのものは似たところもあれば、違ったところもある。河伯と河童は「水崇拝」から生まれ、イメージが異なっている。イメージの比較を通して研究すれば、両国の民族精神や民族文化を深く了解し、文化の進展も探究できる。
河伯と河童の定義や起源から二つの異同を説明すると同時に、中日文化の関連を分析する。中国の文化と比べて、日本の文化がもっと気楽である。小論で、水神をされる河伯や河童は典型的な例にして、日本人が外来文化に対する包容力を持っている民族精神が見える。文化も民族精神も発展中では歴史の段階があっても、価値の方面では優劣があり得ない。
そして、映画の『河童のクゥと夏休み』を重点にして、利益の前に人々の反映を描写する。人間の本質を掲示するとともに、自然との共存も問題になる。人間は自身の発展を追求と同時に自然環境の保護も忘れないべきである。我が国は他国とのさまざまな交流を通して、いろいろな優れた経験を吸い取り、人と自然との調和を得て、新たな自然観を学ぶのは本論文の現実的な価値や意義である。
キーワード: 河童 河伯 自然観
目次
中文摘要
要旨
1.はじめに-1
2.日本の河童と中国の河伯について-2
2.1 河伯と河童の定義や起源-2
2.2 河伯と河童の関係-3
3.河伯と河童から見た中日の民族精神-4
3.1 祝日から見た中日の民族精神-4
3.2 神様から見た中日の民族精神-4
4.河伯と河童のテレビキャラクター-6
5.河伯、河童から見た中日の自然観-8
5.1中国人の自然観-8
5.2日本人の自然観-8
6.おわりに-10
参考文献-11