要旨
21世紀以来日本映画が頻繁に世界の映画祭で受賞したからと言って、私たちは、日本の映画が魅力的なものと思っている。その魅力は日本人の美意識の強い生命力と離れない。
本文は列挙と比較対照の方法を導入し、日本映画と日本人の美意識を調べた上、それぞれの時期によって映画を分析してみた。1896年から映画史を具体的に3段階に分かれている。毎段階は選んた代表性の作品と監督を簡単に説明し、日本人の美意識「もののあわれ」、「わび」と「さび」の素朴な同調などが基調になることが探求する。その結果、日本人の美意識は、60年代以前に醜さとしての審美意識、20世紀後半に人間性の美と現在に伝統的な美しさへの回帰と分かる。しかも、自然美を尊重しているという美意識はずっと変わらない存在である。最後に中国映画の発展に対して誇張した内容を捨て、自分の独特な審美意識を持って民族魅力を発掘、全世界に見せるべきという啓示ができた。
キーワード:日本映画 美意識 啓示
目次
中文摘要
要旨
1. はじめに-1
1.1 研究の目的-1
1.2 研究の方法と先行研究-1
2. 日本映画の概況-2
2.1 60年代前-2
2.2 60年代-20世紀後半-3
2.3 21世紀初頭-今まで-3
3. 日本人の美意識-5
3.1 もののあわれ-4
3.2 わび-5
3.3 さび-5
4. 日本の映画から見た日本人美意識-8
4.1 60年代前-8
4.2 60年代-20世紀後半-9
4.3 21世紀初頭-今まで-10
5. おわりに-8
参考文献-12