要旨
大松博文は1962年にモスクワで行われた第五回世界選手権大会と、1964年の東京オリンピックで女子バレーボールチームを優勝に導いだ監督である。彼は自分で書いた『成せば成る』、『俺について来い』において、根性論を提出した。根性論とは、根性があれば、どんな問題でも解決できる、またはどんな目標にも到着できるとする精神論の一つである。日本文化の中でもう一つの重要な精神は日本の職人精神である。職人になると、自分の仕事に対する態度もしっかりしたものになり、より高いレベルを追求して、自分の技術を磨くことになる。大松の根性論と職人精神がある意味で似てると思われる。本論文では根性論と職人精神の比較を研究する。
キーワード:大松博文 根性論 匠の精神
目次
中文摘要
要旨
1.はじめに-1
2.根性論について-2
2.1根性について-2
2.2現代根性論を出すのきっかけ―大松博文-2
2.3根性論の社会的影響-3
3.匠の精神について-5
3.1日本の匠の精神について-5
3.2職人と日本製-5
3.3匠の精神の伝承-6
4.日本企業の振興から見る匠の精神の影響-8
5.根性論と匠の精神の相違と共通点についての考察-10
5.1根性論と匠の精神の共通点-10
5.2根性論と匠の精神の相違-10
6.終わりに-12
参考文献-13