要旨
芥川龍之介は新思潮の代表作家で、日本文壇のなかでかなり重要な作家である。彼の短い一生の中に多くの優秀な短編小説を書いた。彼は世間の欺き合い、人間のエゴイズムを十分に察知した。芥川龍之介はエゴイズムを離れた愛はあるかを懐疑した。また、善悪にも彼の作品の主題である。本論は作家の思想をより把握するように、主に芥川龍之介の作品の懐疑主義と虚無主義を分析している。
キーワード:懐疑主義;虚無主義;エゴイズム;善悪
目次
要旨
中文摘要
1.序言.1
1.1本論の目的及び意義
1.2先行研究
2.作家の紹介1
3.芥川龍之介の懐疑主義2
3.1 懐疑主義の定義
3.2『藪の中』『西郷隆盛』――事実の真相は不可知である
3.3エゴイズムを離れた愛はあるのか
3.4最後の救い――宗教
4. 芥川龍之介の虚無主義.4
4.1虚無主義の定義
4.2『舞踏会』――時代の困惑
4.3『或阿呆の一生』――失意の人生
5. 結論.6
参考文献7
謝辞