要旨:「は」と「が」の使い分けは日本語の学習者を困らせる問題だ。これに対する研究は多いが、その使い分けをならべると何十条にもなり、学生たちには覚えにくく、掌握しにくい。本稿は主に「提示する対象」、「新旧情報」と「全局と部分」の三つの視点から、「は」と「が」の区別を解明する。要するに、「は」は主題を提示し、そして文のいろんな部分を提示することもでき、旧い情報を提供し、複文において各節の主語が同一の場合は「は」でマークする。「が」は主語を提示し、そして新しい情報を提供し、前後の節の主語が二つ以上の場合に使われる。
キーワード:主題 主語 新旧情報 全局と局部
目次
要旨
中文摘要
1.-はじめに-1
2.-「は」と「が」の研究史-1
3.-本論-3
3.1-提示する対象-3
3.1.1 「は」は主題を提示する-4
3.1.2「が」は主語を提示する-5
3.1.3 「提示」について-5
3.2-新旧情報-6
3.2.1 既知+未知-7
3.2.2未知+既知-8
3.2.3 未知+未知-8
3.2.4既知+既知-8
3.3-全局と部分-8
4.-おわりに-9
参考文献:-10