要旨:色彩言語は独特な言語と文化の意味を持っていて、民族の特有な色彩意識と伝統文化を反映することができる。中国では黄色が「生命の色」と言われている。中国人も「炎帝と黄帝の子孫」と称されている。黄色を通じて中国の伝統文化と人間関係が表現されている。日本では、古くから紫色を尊んでいる。紫は古来気品が高い神秘な色と見られている。本稿では中国の「黄」と日本の「紫」の研究を通じて、中日の歴史と文化の特徴をより深く理解したいと思う。
キーワード: 色彩語 黄 紫 対比 意義
目次
要旨
中文摘要
1. はじめに-1
2. 中日基本色彩語について-1
3. 中国の「黄」について-1
4. 日本の「紫」について-2
5.「黄」と「紫」の対比-3
5.1 同一性-3
5.2 相違性-4
5.2.1 生活環境の違い-4
5.2.2 民族性格の違い-5
5.2.3 審美観の違い-5
6. 社会生活での意義-6
6.1 文化の方面-6
6.2 経済の方面-6
6.3 政治の方面-6
7. おわりに-7
参考文献