要旨:周知の通り、日本は平均寿命が最も長い国である。しかし、高齢化と少子化問題が深刻になっている。この現象を形成する原因は、出生率の低下と日本人のスペシャルな食文化である。日本文化の中のデメリットへの偏見を抜きにして、日本そのものは研究に値するところがたくさんある。食文化はその代表的な一つである。
二十世紀八十年代以来、経済のグローバル化につれ、日本料理店は世界各地に広がっている。日本料理の好きな人も世界各地で日本人の特別な食文化がよく感じできる。どんな文化の形成はきっと歴史のちくせだと思う。昔から、日本は中国から奥深い影響を受けて、古いものの優れたところを残して新たな方向に発展させることが得意で、様々な分野で日本ならではの文化の在り方を作り上げてきた。日本の食文化も歴史の発展に従い、自国の特色を持っていると同時に続いて新しものを作り出す。
本篇は主に日本人の飲食特色を起点に、いろいろな材料と代表的な例を通し、日本人の食文化の特色とそれを形成する原因などを探究するものである。そして、これらの特色と原因から、日本人の自然観、環境意識、宗教信仰などを研究して、より深くこの民族の独特性を了解することができると期待している。既存の研究した結果を結びつけて、本論文の主な研究方向と具体的な研究内容は次の通りである:
1、生食。地理環境、魚文化、生食文化、自然観などの面を通じ日本の食文化の研究を行う。
2、栄養のバランス。刺身を例にして日本料理の科学性を研究し、また季節感を研究する。
3、造型。日本料理の造型の美から、日本人の美意識と自然観を分析する。
4、特有の食文化。祭り用の料理、弁当文化などを説明する。
キーワード:日本料理 食文化 特色 原因 自然観
目次
要旨
中文摘要
はじめに-1
1生食-1
1.1独特な地理位置と魚文化-1
1.2「五法」の生-2
1.3日本人と自然の関係-2
2栄養のバランス-3
2.1刺身から見る科学性-3
2.2季節感-4
3造型の美-5
3.1菓子の例-5
3.2盛り付け-5
4特有の食文化-6
4.1祭りと日本料理-6
4.2弁当文化-6
おわりに-7
参考文献-8
謝 辞-9