要旨:近年、日本語学習者が増えているにつれて、学習中で同じのように単語と文法を間違う問題が出ていく。その中で、「だ」、「のだ」は同じのように見えるが、実際に本質の区別が存在する。本文は主に話し手のムードから「だ」、「のだ」の使い分けを研究しようと思う。ムードは話しての主観的な心理を表現し、それに、言語研究の中で一つのセンテンスはムードとコトからなっていると思われる。文の中で、話しての心理及び文の地位によって、ムードは一次ムード、二次ムード、三次ムードに分ける。具体的に、一次ムードは一次的な主観心理を表す。二次ムードは一次ムードのあとに付き、話し手の大低の心理を表現し、一次ムードを含む。三次ムードは話し手の主観心理を表すだけではなく、文の中のものを暗示する。ムードに中でもっとも深い意味である。ムードの分類によって、「だ」、「のだ」の使い方、意味表現及び効能を分析し、「だ」、「のだ」の属性を判断する。「だ」の記述性を通じして、「だ」の概括効能が表現される。「だ」の完結性を通じして、「だ」の判断効能が表現される。ここから見ると、「だ」は一次的な判断を表す。それで、「だ」は一次ムードに属すべきだ。「のだ」は説明、判断主張、確認、説得、発問など五つの意味表現を含み、内情を表す効能と事実を表明する効能を持っている。「のだ」は一次ムードの後に付き、再確認を表す。二次ムードに属すべきだ。このことから「だ」と「のだ」の区別が分かる。
キーワード:「だ」 「のだ」 一次ムード 二次ムード 三次ムード
目次
要旨
中文摘要
はじめに1
1 ムードについて 1
1.1 ムードの定義1
1.2 ムードの分類2
1.2.1 一次ムード2
1.2.2 二次ムード2
1.2.3 三次ムード3
1.3 ムード研究の影響5
2 「だ」の研究‥5
2.1 「だ」の使用5
2.2 「だ」の効用と意味5
3 「のだ」について7
3.1 「のだ」の意味表現 7
3.2 ムードから見る「のだ」の効能7
3.3 二次ムードである「のだ」8
おわりに8
参考文献 9
謝辞 10