要旨:日本平安時代は女性文学が一番光り輝いた成績をとった時期である、その時期女性文学作家の活躍は日本および世界にすばらしい現象であると思われる。筆者は特に一番素直で大胆な作風を持っている和泉式部の『和泉式部日記』を中心に、平安時代における女性文学の特徴を研究したいと思う。
『和泉式部日記』は敦道親王との大恋愛の備忘録だと言うこともできると思う。和歌の贈答の場面が頻出したことが『和泉式部日記』の大きい特徴である。本文はまた同時代の『源氏物語』、『枕の草子』と『和泉式部日記』と比べて、3つの作品から平安時代女流文学の同じ特徴をまとめたいと思う。特徴は下記のようになった。一番目は日記や物語、随筆などの文体を主として、さまざまな形で共存していること。次は女性は自分の目で身辺や気持ちなどあるいは経験したことを片仮名で作品に書き込んで、事実を重んじていること。最後は貴族女性は自分の悲しい生活や感情に基づいて、その作品に書き込んで、自照性があること。
女性に特有の豊富な情感や繊細な感受性が後世の文学に大切な影響を与えた。平安王朝の女性文学のはやりで、日本の独自の「和風化」を促させた。そして、日本は古代民族文学の輝かしい時期を迎え、日本文学史の1つ特有現象となった。
キーワード:平安時代 『和泉式部日記』 『源氏物語』 『枕草子』 特徴
目次
要旨
中文摘要
初めに1
1、『和泉式部日記』について1
1.1、作者について2
1.2、 粗筋 3
2、平安時代の女流文学について3
2.1、時代背景3
2.2、同時代女流文学作品について5
2.2.1、『源氏物語』5
2.2.2、『枕草子』5
2.2.3、『和泉式部日記』との比較6
3、『和泉式部日記』における平安時代女流文学の特徴6
3.1、題材形式から見る6
3.2、表現技巧から見る6
3.3、思想内容から見る7
4、平安時代女流文学への評価8
4.1、平安時代女流文学の成果8
4.2、後代文学への影響8
終わりに9
参考文献10
謝辞11