要旨:大学入学試験制度は、大学や中学・高校との橋である。大学教育ないし社会全体のために人材選抜をし、中学・高校などの教育に対してガイドの重責をも担っている。そのため、大学入試改革は、わが国の教育改革の攻め口になってい。、しかし現実的な改革に際しては多大な問題にに直面し、長時間に広範囲で延々と論争して、大学入試改革は進退両窮まる事態に陥っていると言ってよい。今の世界では、国家の実力の競争は結局は人材の競争である。日本と中国は一衣帯水の隣国で、同じ東方文化圏に属し、教育観や試験制度などにおいては同じであり、あるいはよく似たところがかなりあると思っている。この状況にかんがみ、本文は中日の大学入試制度の比較をすることによって、我が国の大学入試制度における難題を理性的な思考と分析を試みて、我が国の大学入試制度改革の方向を探求してみる。中国の大学入試改革は総合化、弾力化、科学化の方向に向かって、中国特色のある新しい大学入試制度が確立できることを期待している。
キーワード:中日;大学入試制度;比較研究
目次
要旨
中文摘要
はじめに-1
第一章 中国の大学入試制度-3
1.1 中国の教育の背景と特徴-3
1.2 中国の大学入試制度の形成-3
1.3 中国の大学入試制度の特徴-4
第二章 日本の大学入試制度-6
2.1 日本の教育の背景-6
2.2 日本の大学入試制度の形成-6
2.3 日本の大学入試制度の特徴-7
第三章 中日の大学入試制度の比較-9
3.1 中日の大学入試制度の共通点-9
3.2 中日の大学入試制度の相違点-9
3.3 日本の大学入試制度が中国に対する啓発-10
終わりに-12
謝 辞-14
参考文献-15